こんにちは、B子です!
従来のコスメ・スキンケア商品と違い、幹細胞コスメは、年齢肌の特定の症状ではなくあらゆる悩みに効果的…ということで話題ですが、中でも「効果があった!」という声が多いものの一つが「くすみ」。
吹き出物や、毛穴・テカリなどは、比較的若い人にも多い肌トラブルですが、「くすみ」は30代から急激に増えてくる、年齢肌ならではの肌悩み。肌に透明感がなくどんよりしていると、一気に老けて見えますよね…。(>_<)
実は「くすみ」は原因によりいくつかのタイプに分けられます。
今回はこの「くすみ」の原因をタイプ別に探りつつ、幹細胞コスメがどう効いていくのかを確かめてみたいと思います!
くすみの原因は色々ある!タイプ別に解説
実年齢より老けて見えるだけでなく、若くても不健康そうに見えてしまうのが「くすみ」の怖いところですね。
ここでは、くすみの原因をタイプ別に解説していきます。あなたに当てはまるのはどのタイプ?
1. 血行不良
一時的な睡眠不足などで顔色がサイアク…ということは誰にでもあると思いますが、一年中、なんだか顔色がパッとしない場合、「血行不良によるくすみ」が考えられます。
お肌の表面近くには毛細血管が張りめぐらされていて、そこを流れる血液の色が、その人の顔色に反映されます。
血行が良い状態のとき、血液には酸素がたっぷり含まれています。血液中のヘモグロビンという物質は酸素と結合すると鮮やかな赤色になりますが、酸素が足りていない血液はこの反応が起きにくく、濁った赤紫色をしているんです。
では、なぜ血行が悪くなってしまうのでしょうか?
原因には次のようなものが考えられます。
冷え
寒い季節はもちろん、夏場でも、冷房の効きすぎや冷たい飲み物の飲み過ぎなどが冷えの原因となります。
また、入浴時に湯船に浸からずシャワーだけで済ませていると、冷えばかりか、適度に血圧が上がらないため末端の毛細血管に新鮮な血液が行きわたらず、ダブルで血行不良の原因に。
また、生野菜サラダだけで食事を済ませたり、コーヒー、白砂糖を多く使ったスイーツなどは体を冷やすとされています。
ちなみに東洋医学的に体を温める作用があるとされている食材は、「しょうが」が有名ですが、他にも「ごぼう」「かぼちゃ」などの根菜類や、「黒い食品(=玄米、ひじき、しいたけ、海苔など)」が挙げられます。
つまり、和食中心の人より、洋食が多い人の方が「冷え」でくすんでしまう可能性が高いと言えますね。
ストレス
適度なストレスは集中力や行動力をアップさせてくれますが、大きなストレスが常にかかっている状態は、肌どころか健康面すべてにおいて悪影響です。
でも、なぜストレスのせいで血行が悪くなるのでしょう?
昔、人間が自然界で敵と遭遇した時に一刻も早く走って逃げるため、心臓のポンプの働きを最大限に高める方法として末端の血管は細く収縮させてしまう必要がありました。
なので、今でも、緊張したりストレスを感じると、交感神経が優位になって心臓がドキドキしたり手足が冷たくなったりするわけですね。
当然、顔の血管への血流量も減少してしまうのです。
たいていの人にとって、仕事中は良くも悪くも交感神経優位が続きます。一日の仕事終わりに電車の窓に映る自分の顔がどんよりくすんで見えるのは、ある意味当然なのかもしれません…。
他にも、睡眠不足や昼夜逆転、カフェインのとり過ぎ、喫煙、過剰なダイエットによる栄養の偏りなども、交感神経を優位にさせてしまいます。
顔筋の動き不足
「小さい子は一日400回笑うのに、大人になるとたったの15回」
CMなどで見た覚えがあるかもしれません。
ただでさえ大人になると感情表現は控えめが要求されることが多いですし、オフィスワークであれば無表情で長時間パソコンに向かっていることも多いですよね。
笑いジワを気にして、「私は大笑いしないようにしてる!」という女性もいますが、体と一緒で、顔の筋肉だって動かさないと血行が悪くなってしまいます。
ちなみに、顔のマッサージは血流アップには有効ですが、向きや手順を間違えたり効果を出したいあまり強くやりすぎたりすると、今度はシワの原因になってしまうことも。
摩擦を与えずにできる顔筋のストレッチ方法はパーツ別に色々ありますので、「表情不足」に思い当たる人は取り入れてみると良いですね。
2. 糖化
女性で特に多いのが、「糖化によるくすみ」です。その特徴から、よく「黄ぐすみ」と呼ばれます。
肌を作っている細胞もコラーゲンやエラスチンも「タンパク質」。
糖化とは、タンパク質と糖質が結びつくことによって変性し、AGEs(エイジスまたはエージーイーエス=終末糖化産物)という物質ができることです。
カステラの表面などがこんがりと焼けたところをイメージしてみて下さい。焦げたたんぱく質は、茶色く、固く、ポロポロとしてしなやかさがありませんよね。
お肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンは本来は透明ですが、糖化によって黄色~茶色に変色し、固くなってしまいます。お肌の一番表面にある角質も同様です。
糖質(炭水化物)は生きていく上で絶対に必要なモノですが、エネルギーとして使われる量以上に摂取してしまうと、余った糖質は行き場を失って手近なたんぱく質と結びつき、糖化を起こして肌をくすませてしまうんです。
甘いものはもちろん、食事でも、血糖値の上がりやすい食品(生成された穀物=パン・パスタ・うどん・白ごはんなど)、甘辛い味付け、揚げ物が好きな人や、早食いの人は血糖値が上がりやすいので要注意ですよ!
他にも、紫外線・アルコール・タバコ・睡眠不足なども糖化を進行させると言われています。
3. メラニン色素の沈着
メラニンは、シミだけでなく、肌のくすみにも関わっています。
「メラニン色素が増えた」というと、日焼け(紫外線)だけが原因と思ってしまいがち。
でも実は、摩擦や炎症に対しても、その部分の肌を強くして保護するためにメラニン色素が生成されて沈着します。蚊に刺されたりして掻きすぎると、あとでその部分が茶色っぽく何週間も残ってしまった…という経験はありませんか?
UVケアをしっかりしているのに、どうも肌の色が浅黒くくすんで見える…という人は、もしかして、洗顔やメイク落とし・マッサージなどで、知らず知らず顔を強くこすってしまったり、刺激を与えすぎたりしているかもしれません。
もちろん、UVケアは面倒だから夏だけ…という人の場合は、日焼けによるダメージが年間を通じて肌に蓄積され、くすみのもととなっていることも考えられます。
4. ターンオーバーの乱れ
私たちの肌では、たえず、基底層(肌の下の方)で作られた細胞が少しずつ押し上げられ、角質層(いちばん表面)まで来て役目を終えるとはがれ落ちる…という「ターンオーバー」を繰り返しています。
つまり新しい角質層が表れるたび、肌は「若返り」をしていると言えますね。
ただ、このターンオーバーにかかる期間は、個人差はあるものの、20代では約28日ですが、30代になると約45日、40代ではなんと60日と2倍以上の長い日数がかかるようになってしまいます(泣)!
当然、長期間、紫外線や大気汚染・化学物質・摩擦にさらされてきた60日目の角質は、例えば20日目の若い角質と比べれば、汚れて透明感もなくなることは容易に想像がつきますよね。
ご苦労様と言ってあげたいです…。(´;ω;`)
さて、加齢によるもの以外にも、色々な原因からターンオーバー周期は乱れてしまうことがあります。
具体的には、排気ガス・PM2.5・激しすぎる運動などで発生する「活性酸素」によるダメージや、不規則な睡眠で成長ホルモンが十分に分泌されないこと、冷えによる血流の低下なども正常なターンオーバーができなくなる原因です。
そうなると、古い角質が肌の表面に残ってしまい、押し上げられてくる新しい細胞の妨げになるばかりか、本来よりも厚く角質が重なっているわけですから、見た目にも透明感がなくなり、血色も通さなくなってくすみを増加させてしまいます。
こうなるとコスメの浸透も悪くなります。「化粧品は変えていないのに、最近効果がイマイチ…」という場合は、ターンオーバーの乱れも疑ってみましょう。
幹細胞コスメは、くすみにこう効く!
それでは、今話題の幹細胞コスメの「くすみ」に対する効果は、これまでのコスメとどう違うのか…ひとつずつ見ていきますね!
また、これまでに実際に私が使ってみた幹細胞コスメはどうだったかも載せておきます。
成長因子(グロースファクター)の効果
幹細胞コスメの最大の特徴として、「足りない成分を補う」「肌を保護する」ことだけにとどまらず、人の肌にある細胞そのものを賦活(ふかつ)つまり活性化させる、「成長因子(グロースファクター)」が入っていることが挙げられます。
特に効果が高いとされている「ヒト幹細胞」を使用したコスメでは、この成長因子が何種類も含まれています。
代表的な成長因子とその働き
EGF |
もともとは医療に使われていたノーベル賞受賞成分。 表皮で新しい細胞の成長を促し、乱れているターンオーバーを整える |
TGF-β |
炎症を抑制 線維芽細胞の活動を助け、コラーゲンやエラスチンを生成 |
FGF | 繊維芽細胞そのものの増殖をサポート |
IGF | ダメージを受けた細胞を修復し、細胞の老化を防ぐ |
KGF | ケラチンの生成をサポートし、頭髪にも効果 |
VEGF | 毛細血管の生成と血流の促進 |
ということで、お気付きでしょうか?
成長因子(グロースファクター)には、くすみの原因を解決してくれる働きが満載なんですね!
ターンオーバーを整える
ターンオーバーが乱れたままだと、せっかくコスメで水分や有効成分などを与えても、古くなった角質が魚のウロコのようにたくさん残っていて浸透せず、本来の効果が出ません。
まずは幹細胞コスメでターンオーバーを整えるのが先決。
特に、成長因子EGF(ヒトオリゴペプチド-1)は、活動の鈍った表皮幹細胞の成長を促す働きがあり、ターンオーバーの乱れを整えてくれるので、洗顔後の導入美容液(ブースター)にも多く配合されています。
成長因子EGF配合の幹細胞コスメ「シグナリフト」の詳しいレビューはこちら↓
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高い保湿効果
幹細胞コスメに配合されている、「幹細胞培養液」とは、幹細胞を培養した時に分泌されるエキスのことで、上記の成長因子のほか、アミノ酸やタンパク質、ビタミン類など、細胞がここちよく生きられるための栄養成分が豊富に含まれています。
このエキスをお肌(角質層)に行き渡らせることで高い保湿効果が得られます。
また、ほとんどの幹細胞コスメには、年齢肌に欠かせない「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「セラミド」「プロテオグリカン」や、希少な植物エキスなどの保湿成分がたっぷり配合されています。
乾燥した肌は、表面の角質と角質がきれいな網目状に並んでいなくて、はがれたりスキマが空いている状態。
スキマからは内部の水分が蒸発し、化学物質やアレルゲンなどの刺激も入り込みやすくなっているので、肌荒れ(=炎症)も起こりやすく、生まれかわろうとしている細胞にとっては過酷な環境です。
幹細胞コスメで保湿をしっかりすることでキメが整い、肌内部の環境がよくなればターンオーバーも正常化し、くすみの解消が期待できるでしょう。
保湿成分を15種類も配合した高保湿美容液「JFエッセンスSA」の詳しいレビューはこちら↓
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幹細胞コスメ「JFエッセンスS.A」美容液の口コミ!シワに効く?
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独自の美白効果
幹細胞コスメの中でも、ヒト由来の「神経幹細胞」の培養液は、酵素「チロシナーゼ」を抑制するという独自の効果を持っています。
チロシナーゼはメラニンを生成する酵素。つまり、日焼けによる過剰なメラニンの生成を抑えてくれるので、美白が期待できるのです。
また、さらなる美白成分を配合した幹細胞コスメもあります。
配合されている美白成分の例
アルブチン
フラーレン
ビタミンC誘導体
幹細胞エキスと美白成分をジャブジャブ使える化粧水「JFエッセンスSAローション」の詳しいレビューはこちら↓
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幹細胞「JFエッセンスSAローション」の口コミ!シワに効果あり?
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血流を改善
ヒト由来の幹細胞培養液に含まれるグロースファクターの中でも、VEGF(血管内皮細胞増殖因子)には、強力な血管新生能力があることで知られています。
弱った毛細血管が元気になることで、肌のすみずみまで新鮮な酸素や栄養分が運ばれ、同時にくすみの原因ともなる老廃物は運び去られます。
VEGFは、ヒト脂肪幹細胞を原料とした幹細胞コスメに含まれるので、くすみで悩んでいる人には特におすすめです。
ヒト脂肪幹細胞培養液配合の「J.CELL」の詳しいレビューはこちら↓
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ハリが欲しい人必見!J.CELLファーストジェルの口コミ
こんにちは、B子です! 幹細胞コスメを色々使ってみていますが、今のところ、どれも本当に効果があってびっくりしてます! 今回は、「ヒト脂肪幹細胞培養液」使用の幹細胞コスメ「J.CELLファーストジェル」 ...
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おわりに・くすみの原因を知って、効果的にケアしよう
あなたのくすみのタイプはどれでしたか?
一つだけではなく、複数当てはまってしまった方もいるかもしれません…実は私も(泣)。
でも、悪いことばかりじゃないんですよ!
くすみは、シミやシワといった他の年齢肌悩みと比べ、適切なケアをしてあげることで、比較的短期間で改善しやすいトラブルでもあるのです。
今回紹介した幹細胞コスメの力でお肌にテコ入れしつつ、不規則な生活や偏った食生活も改善していけるといいですね。
ちょっとずつでも、できることから早めの対策!で、くすみがなく透明感のあるイキイキしたお肌を手に入れましょう。
ではまた次回。